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一次創作に関する小話
2025/01/05
お正月が終わっていてビックリしています。こんにちは。
今回は一次創作「Trilemma.」の話をしたいと思います。あまり創作のことをタイトルで呼ばないので変な感じがします……。
彼らとはだいたい5 年ほどの付き合いですが、自分の考えられることの幅が広がるにつれて、やはり彼らの様相も変わっていくのが面白いと思っています。表向きに語るのは恥ずかしい部類ですが、そのための個人サイトってもんです。
好きなキャラのpixiv百科事典とニコニコ大百科と考察記事を読み込む感覚で創作の設定を詰めているオタクですので、こういう話をすると「決めている設定」とそれを元にした「現時点での考察」がこんがらがってまとまらなくなってしまうんですが、どうにかして書ききれればいいですね。
どうでもいいけど書き残しておきたいような小話をつめつめしていく回になります。創作のことを考えすぎておかしくなった人間の怪文書だと思ってください。
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*殺人・犯罪・虐待に関する話題が含まれます。触れる程度でガッツリとした話はしていませんが、苦手な方はブラウザバックをお願いします。
初期設定について

これはストーリーを練り始めた当初の関係図を写したもの。
雨宮は「ぴぃるくん」という名前でした。
やたら可愛い名前にするのが好きで、英語のPale(淡い)から取ってこの名前にしました。内気で可愛いもの好きというゆるキャラみたいな性格設定。誰かを励ますこともなく割と終始オドオドしている、持ち前の可愛さだけでどうにかするタイプでした。この頃から虐待は受けていることになっていたと思います。
相沼も最初は「せとりくん」でした。
この名前も何かの英単語から取ったはずなんですが、思い出せなかったのでパスします。事故で両親を亡くしてからアパートで一人暮らしをしている子です。ニコニコ笑って年下のぴぃるくんをリードするけど、1 人になると自傷行為に走る空元気で不安定なキャラクター。あと、水商売の人です。
翔だけは今も昔もずっと彼のままです。
今と違うのは園芸部ではなく茶道部だったこと、服がモロにダサかったことくらい。上の関係図では描いていませんが、常に首から家の鍵を掛けていることになっていました。上の二人だけだと胃もたれするので、バランサー的な立ち位置で追加された人です。
見た感じ、とにかく可哀想なコンビの話を作りたかったんだろうなと思います。ラノベやボカロにどっぷりハマっていたこともあり、思いつく限りの美味しい要素を詰め込むことに愉悦を感じていました。
それぞれの要素を特に深掘りするわけでもなく、「ひどい目に遭う子って良いね…」程度の気持ちで無茶苦茶な設定を付けていたので後に辻褄合わせの無限修正編が始まります。
「現代社会にこんなファンタジーな名前は変では?」という意識に目覚めて名前を二転三転させたり、長期休みがあるというだけで季節を夏にしたり、その他色々吟味して今の形に落ち着きました。
3人それぞれに対する雑談
・雨宮蛍来
「ぴぃるくん」改め、「蛍くん」改め、雨宮蛍来くんです。
心身ともに女々しいという言葉が似合う子だったんですが、時を経るごとに男の子らしくなっていきました。
ずっと「雨宮を扱うのは難しいな…」と感じていたんですが、今思えばこの性格変化の振り幅が描写の難しさに繋がっていたのかもしれません。私が白髪男子に対して持っている「儚い」「弱そう」「内気そう」といった固定概念と、段々と醸成されていった「頑固さ」「外向性」が上手く合致していなかったのかな~と考えています。しかも「雨宮本人」と「相沼から見た雨宮」と「鈴森から見た雨宮」が全部ちょっとずつ違うので、余計に。
彼すら自分が何を考えているのかあまり理解していないので、喋らせるためにはこちらで行動原理を彼の言語に翻訳してあげないといけない。そう考えると、「雨宮本人」と「雨宮が考えている本人像」も違いますね。

彼を動かすときには、「なぜ父親を殺すに至ったのか?」という部分から考えることが多いです。おそらく、そこが雨宮という人間を考えるにあたって一番コアな部分だと思っているので。
内容がデリケートなので「萌え」や「性癖」の一言で片づけたくない気持ちもあって、他の作品での虐待・殺人の扱われ方や実際のニュース記事などを参照することもあります。そういう意味でも深掘りすればするほど扱いが難しくなる人間だと思います。世界一可愛いけど。
・相沼真紘
「せとりくん」改め、「葉月くん」改め、相沼真紘くんです。
空元気お兄さんから一転、ウジウジ根暗ボーイに転身した彼は自傷行為も水商売も辞め、アパートに住むことも辞め、路地裏で運び屋として生きるホームレスになりました。誰?
一方で彼の軸になっている「家族が居ないこと」「何かにつけて死のうとするところ」は現在まで変わっていません。
彼はかなり分かりやすいです。ほぼ雨宮ファーストで動くので、ラブコメの毎回折れるツンデレっ子に似ています。ちょっと投げやりな言い方ですが。
「親しい人に置いて行かれること」を心から恐れている一方で、誰もこんな奴に関わらない方がいい!とも思っているので、その葛藤からつい冷たい態度を取ってしまいます。すぐに折れますが。
反面、彼が大人になってからの描写は難しいです。パッと見はツンデレのツン要素が強まった程度なんですけど、雨宮が居なくなった上に、元々持っていた葛藤にプラスして「自分は生きていてはいけない」と「鈴森の野郎が言うから死んではいけない」の構造も生まれている。鈴森に対する感情の矢印が3本か4本くらいあるので、現在進行形でノベルゲームを作りながら困っているところです。
彼を掘り下げていて初めて「嘱託殺人」という言葉を知りました。根暗だのツンデレだの言いつつ彼も境遇がデリケートなので、雨宮同様に真剣に話を聞きたいと思っているし、下調べもしていきたい。萌えのためにつけたメチャクチャ設定であっても、その設定が彼を彼たらしめているなら本気でどうにかしてやります。
・鈴森翔
「翔くん」改め、鈴森翔くんです。
彼は最初から「雨宮の中学の友達」という立場があったのでキャラクターが作りやすく、かなり元型が残っています。困った相手は放っておけない、それが友達ならなおさら!という尽くしまくりタイプ。最初こそ相沼と対立しますが、一度感情移入すると「俺が全員守る」のテンションになるので、いきなり同情された相沼が困惑しています。
一方で、他者理解が少し雑です。手を出し過ぎて逆に怒られたり、度々余計なことや失礼なことを言って人の地雷を踏むので、全人類に好かれる聖人というわけでもありません。
自分が誰かの役に立つことが人生の意義だと思っているので「役に立てないこと」を怖がっています。対価が無くても相手に尽くし続けるので植物を育てることが大得意。一方でそのお世話心を人間にも向けてしまうので、相手が与えられすぎていっぱいいっぱいになっていてもなかなか気付けません。
こう書いていると、彼を園芸部所属に変えて良かったですね。決めた時にはここまでキャラクター性に合致してくれるとは考えていませんでした。
大人になってから彼は相沼と生活していますが、その様子は穏やかなことが多いです。

いつも余裕そうに振る舞うので、いつか彼がギリギリまで追い詰められた時に何を言うのか見てみたいです。奉仕ロボットみたいな鈴森にも怒りや憎しみみたいなドロドロした感情はもちろんあるはずで、ならいつも見せないそれが表出した時にはどんな行動を取るだろうか?が今の一番の関心事です。
・駒鳥区
そうはならんやろ を なっとるやろがい! に変えてくれる舞台です。ほぼマフィアみたいな組織と、ホームレスが居付く路地裏と、高層ビルが並ぶビジネス街が一斉に存在する地域になっています。
人が抱える問題を本人ではなく周辺環境の問題として考えることが多いので、この街を作ってから創作がやりやすくなりました。この話で起きることすべて、元を辿れば全てこの街が悪いです。いつもありがとう。
この街を作るにあたっては龍が如くのヨコハマや神室町、その他もろもろの治安の悪い街を参考にしました。フィクション作品の設定はこじ付けたもん勝ちだと知ってから、街の地理から歴史まで積極的にこじつけるようにしています。

だそうです。 ほどほどに長くなったのでこのあたりで終わりにします。また言いたいことが出来たら新しくページを作ります。疲れた。おわり。
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